STAFF INTERVIEW

吉田 安宏

所属営業部

役職顧問

1978年入社

営業一筋45年。
やっぱり、信用、信頼、そして感謝ですよ。

 ーこの会社に入ってよかったと思うことは何ですか?

知人の勧めで入社して45年になります。 この会社に入って何が一番よかったかというのは、 やっぱり社長(先代)の人間性に触れられたのが一番良かったですね。人生の手本となる人でした。
真っ正直、まっすぐな人。人を裏切らない方。鳥取県東部でもっともっと大きな会社がある中、当時50人規模の会社の社長が鳥取商工会議所会頭を務められたのは、やっぱり人望じゃないかなと思います。それだけの人柄に触れてよかったと思いますね。会社はどこでもいいと思っていましたし、その会社で自分をどういう人間に育てていくかが大事じゃないかと思います。自分の部下が自分をどう見ているかは分からないですけどね。

ー株式会社清水はどんな会社ですか?

今の社長は、色々なプロジェクトを若手に任せたり、常に前向きな姿勢があります。それはリーダーの養成だと思ってますし、本人たちが理解をして、そこで得たものを仕事面でどのように活かせるか。そういう姿勢でみんなを育てていこうとしているので、この会社はまだまだ発展すると思います。そこから社長に物申す人間が出てこないかなと期待していますけど。
誰であろうが、自分の考えを言えるように。

平成20年 座談会にて

ー印象に残るエピソードはなんですか?

営業エリア拡大に伴い、大口の新規を開拓していったことです。
新規開拓の達人と言われるが、営業は下手で自身の売りは、分かりません(笑)
ただ、1度捕まえたら離さないですね。
面白いのは、とある社長が見積もりを前に「今回の仕事いるか?」と話をしてくれて、「ちなみにその後の仕事はどうでしょう?」と聞いてみたら、もっと大きい仕事がありましたので、「今回はよそでもいいので、そちらをください」というような。そういう話をしてもらえたのもやっぱり人間関係ですかね。

また、お客さんが困った時に、色々なところから声をかけてもらえて、招かれて行きました。来てくれと。それを1つ1つ対応していき信頼を築いてきました。新規開拓をするにあたって、大手さんは自社とは出来具合や管理能力に大きな差がありましたが、勉強させてもらい、お客さんに育ててもらいました。苦労したけど会社のレベルアップにつながり本当にありがたかったです。

平成20年 社員旅行にて

ー吉田さんが大切にしている考え方はありますか?

やっぱり最終的には、信用、信頼、感謝ですよ。それがきっちりとできていれば、可愛がってもらえるのではないかと。

普段からの人間関係の作り方、信頼関係の作り方じゃないですかね。信用できる、信頼できると思ってくれたら、自然にお客さんがついてくれるじゃないですか。仕事において、それが一番大事だと思っています。

また地元採用が多いですし、人間関係をつくるために、会社だけじゃなくて地域の役を頼まれたらしなさいと、言っています。人付き合いの中から営業に生かせるものが見つかるはずだから。また逆に、仕事の中で見つけた人間関係を地域に生かせるはずだから、進んで受けなさいと言ってきました。どんどん人付き合いの中に入っていけと。私も地域の麒麟獅子舞に、町内の役員さんから入ってくれんかと言われ、何かしら地域のために、自分にできることはお手伝いしようと、二つ返事で入りました。獅子舞は30年近く参加を続け、町内会長もしましたね。自治会長はさすがに断りましたが(笑)

またこの8月で退職となるんですが、今は、これまでお世話になった皆さんに挨拶まわりをして、仕事を終えようかなと思っています。(2023年6月中旬インタビュー)

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